高麗工芸社ブログ
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国内最高水準の地金加工技術、業界最安値の加工料を実現
金の国際ブランド「グッド・デリバリー・バー(GDB)」とは
2023.04.24
金を投資対象として検討をする際に知っておきたい言葉に、「インゴット」と「グッド・デリバリー・バー」があります。
この記事では、「インゴッド」と「グッド・デリバリー・バー」について簡単に解説します。
「インゴット」とは、精錬された金属に圧延などの加工を施し、再溶解に適した形状と大きさにした鋳塊のことで、厚板形やなまこ形の形状が一般的です。
「グッド・デリバリー・バー」(以下、GDB)とは、金としての純度や重さを正確に測り、国際的な基準内におさまっていることを意味しています。金は高価であり、重さと純度で価格が決まることから、合金を純金と偽るといった心配があります。それを防ぐための国際的な基準に沿っているのがGDBです。
金取引の世界4大市場は、香港、チューリッヒ、ロンドン、ニューヨークですが、このうち金価格に大きな影響を与えるのはロンドンとニューヨークです。
金の信頼性を担保するためには、ロンドン金属取引所(LME)やニューヨーク商品取引所(COMEX)が定める国際的な基準に合致していることが求められます。これら取引所では、品質と純度が一定の基準を満たした金属製品をグッドデリバーとして認定され、国際的な取引の対象として扱われています。
なお、高麗工芸社が仕入れる金地金は当然のことながら「グッド・デリバリー・バー」の金地金のみを使用し、その純度は99.99パーセント以上が保証されています。