高麗工芸社ブログ
Blog
国内最高水準の地金加工技術、業界最安値の加工料を実現
金の相場に影響を与える5つの要因とは
2023.04.17
国際的な金相場は、基本的に市場における需要と供給によって決まります。
純金は、世界中の投資家や取引業者が取引する貴金属の一種であり、需要と供給は国際的な市場で決定されます。
なお、国際的な金相場は、次のような要因によって影響を受けるといわれます。
・需要と供給のバランス:あたりまえのことですが、金の需要が供給を上回る場合に価格は上昇します。逆に、供給が需要を上回る場合、価格は下落します。
・米ドルの価値:金の価格は、米ドルとの関係性も重要です。米ドルが強くなると、金価格は下落する傾向があります。逆に、米ドルが弱くなると、金価格は上昇する傾向があります。
・インフレーションの影響:国際的なインフレーションが高まると、金価格は上昇する傾向があります。これは、インフレーションが進むと通貨の価値が下がるため、投資家が安全な保管先として金地金の購入を選択するためです。
・地政学的なリスク:戦争や政治的な混乱、自然災害といったリスクが高まると、金の価格は上昇する傾向があります。これは、金資産が安全な避難先と捉えられるためです。
・投資家心理:金価格は、投資家の心理に影響を受けます。投資家が懸念する経済不安や政情不安が生まれると、金価格は上昇する傾向があります。
そして当然のことながら、これらの要因が複合的に働きます。たとえば、地政学的なリスクが高まり、同時にインフレーションが進行している場合、金価格が急上昇することがあります。