高麗工芸社ブログ
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国内最高水準の地金加工技術、業界最安値の加工料を実現
新しい年を迎えて、過去5年間の金相場を振り返ってみる
2025.01.17
新しい年を迎え、この5年間の金相場をおおまかに振り返ってみたいと思います。
▼6,000円台を推移した2020年前半
過去5年間で、金の小売価格は世界的な経済情勢や地政学的リスクの影響を受けて大きく変動しました。
2020年前半に6,000円台を推移していた金の小売価格は、新型コロナウイルスのパンデミックの発生によって経済不安が高まり、その価格は急上昇します。
2021年から2022年にかけては、コロナウイルスの収束による世界経済が回復する中、金価格は高値圏を維持します。
▼2023年にグラムあたり10,000円を突破
世界的なインフレと中東やウクライナ情勢の悪化が影響し、2023年は金の需要が再び増加します。
特に2023年後半は、円安や地政学的リスクが重なったことで金価格が急騰します。
そして、ついに2023年8月に初めて金価格が1グラムあたり10,000円を突破しました。
▼2024年に15,000円を記録
2024年10月、金価格が史上最高値となる1グラムあたり15,000円台を記録します。
中東情勢の緊張やドル高の影響で、金が安全資産として再評価されたからとみられています。
さて、新しい年を迎え、2025年の金の小売価格はどのように推移するか楽しみですね。