高麗工芸社ブログ
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金の見分け方とは!? 選別される品位と刻印について
2024.11.27
純金製品を購入しようとする際、よく耳にする「品位」という言葉。
そして、純金製品に打刻されている刻印。
これらには、どんな意味があるのでしょうか。
▼品位(ひんい)とは
金における「品位」とは、「金の地金や金貨の中に含まれる金の割合」のことです。
「品位=純度」とすることもできます。
日本の金製品についての品位証明は、造幣局が行っています。
▼金のホールマーク
日本の場合、造幣局の純度検査をクリアした貴金属には、ホールマークという刻印が打たれます。
このホールマークは「純分認証極印」とも呼ばれ、品位が証明されていることの証になるのです。
日の丸とひし形のデザインとなり、ひし形の中の数字が品位を表します。
▼新しい品位表示
2012(平成24)年に、造幣局の品位の表示方法が改正されました。
国際的な基準に合わせるため、純金属に表示していた「1000」という数字を「999」に変更したのです。
同時に、「835」「625」「500」の表示は、廃止されました。
しかし現在でも、これらのホールマークが入った製品の品位は証明が保障されています。
▼金の品位とカラット
金の品位(純度)を表す表示として、カラット(K)が使われることがあります。
これは、伝統的に使われている金の品位表示法です。
カラット表示の場合、純金は「K24」と表されます。
しかし、造幣局では、カラット表示の刻印は行っていません。
より高い安心感を得たい場合。
ホールマークで証明された品位「999」を参考に、純金製品を選びたいものですよね。