高麗工芸社ブログ
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国内最高水準の地金加工技術、業界最安値の加工料を実現
何が違うの!?純金と18金の違いについて
2024.09.12
例えば、売り場で「純金」と「18金」の商品を見た場合。
その見え方に違いがないように感じるかもしれません。
純金と18金では、何が違うのでしょうか。
▼「金の純度」について
金の純度は、「24分率」を用いて表されます。
これは、古代ギリシャの金の取引に由来したものです。
金を取引する際、イナゴ豆24個分の重さが基準となっていました。
そのため、純金が「24金」となったのです。
▼純金と18金の純度は
純金とは純度99.99%以上の24金です。
一方、18金は純度75%。
残りの25%は、割り金(わりがね)です。
銀や銅、パラジウムなどの金属が加えられています。
▼なぜ純金は純度100%ではないの?
24金である純金の純度は99.99%以上。
100%でない理由は、現在の技術では純度100%の金製品を作るのは不可能とされているから。
もし0.00001%でも不純物が入っていると虚偽の刻印になり、「限りなく純金に近い」という前提で、全世界で9999の刻印製品を純金、または24金と呼びます。
▼純金の輝きは色褪せない
純金よりも強度が高い18金は、アクセサリーの素材に適しています。
ただし、25%が金以外の素材のため、変色しやすいという一面も。
一方、純金は純度がほぼ100%。
錆なども発生しませんし、黒ずむこともありません。
工芸品に加工すれば、純金そのままの美しさをずっと目にできます。
永遠に色褪せることのない、純金の輝き。
そのまばゆく荘厳な光は、いつの時代であっても、私たちの目を楽しませてくれるでしょう。