高麗工芸社ブログ

有事に強いといわれる金ですが、金の価格は世界経済とまったく関係がないわけではありません。
そして日本でも、金の価格は日本経済の影響を受けているのです。

▼金の価格が上がる要因とは
希少性が高い純金の価格は、基本的には需給関係によって決まります。
しかし、次のような要因がある場合には、価格が上昇することもあります。
・インフレ
・円安
・世界情勢が不安定

実際に2022年の3月から円安が顕著になりましたが、それに伴い、円建ての金相場の上昇も加速しています。

▼今後の日本経済について
令和６年度の「年次経済財政報告」では、高い水準の賃上げが実現しつつあり、デフレ脱却に向けた歩みは着実に進んでいると分析されています。
しかし、その発表の数日前には日銀の追加利上げが決定され、その後には日経平均株価がリーマンショック以来の下げ幅を記録しました。

▼心の豊かさを重視
そんな中でも、都内の百貨店では、若い世代を中心に高額なジュエリーの売れ行きが好調です。
高価格帯であっても「自分の気分が上がるような価値のあるもの」を購入したい。

そう考える人が、増えてきているそうです。

▼今後も見通しが不透明な日本経済。
預金や株式投資よりも経済の影響を受けにくいと言われる、純金での資産形成。

工芸品というスタイルでの純金保有ならば、心を豊かにしながら資産の保有も可能になるでしょう。