高麗工芸社ブログ
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【金の知識】地金とインゴットの違い
2023.11.02
「インゴット」と「地金」は似たニュアンスで使用されることがありますが、言葉としての意味は異なります。
地金(じがね)とは、金属を保存しやすいように塊(かたまり)のこと。
金や銀といった金属の塊は「地金」と言いますが、金は「金地金」、銀は「銀地金」というように、金属ととに呼び方を変えることもあります。
さらに地金は、種類の異なる金属が混ざった合金の場合でも、地金と呼ばれます。
一方、インゴットは地金の一種ではあるものの、精錬した金属に加工を施し、「資産的な価値を保持することを目的に鋳造される金属の塊」を意味します。
インゴットは、それが偽物ではないことを証明するための刻印が施され、投資対象として売買するのに適しています。
また、インゴットは金やプラチナなど、単一の金属のみで作られます。
金インゴットは、重量によって種類が分けられます。
例えば、1g / 2g / 5g / 10g / 20g / 50g / 100g / 500g / 1kg / 12.5kg
地金は金属の塊のことで、インゴットは規格に照らし合わせて成形される金属の塊。
インゴットでは厳密な規格が定められますが、地金は金属の塊全般という意味の違いがあるのです。