高麗工芸社ブログ
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国内最高水準の地金加工技術、業界最安値の加工料を実現
オリンピックの金メダルの素材って何!?
2024.08.11
メダルラッシュに沸いた、今回の「パリ 2024オリンピック競技大会」。
オリンピックで話題といえば、やはり「金メダル」ですよね。
この「“金”メダル」ですが、オリンピックの金メダルの素材って何だか、ご存じでしょうか?
▼金メダルの主な素材は銀
いきなりで驚かれたかもしれませんが、「“金”メダル」の主な素材は、なんと「銀」!
メダルの表面は純金ですが、中身のほとんどは銀でできているのです。
1912年の第5回ストックホルム大会まで、金メダルは100%純金で製作されていました。
しかし、純金は希少性と価格が高いため、使用される純金の比重が次第に減少していったのです。
※写真は金メダルのイメージ
▼金メダルはいくらの価値があるの
今回のパリオリンピックの、金メダル。
実際に何円くらいの価値があるのか、気になりますよね。
オリンピックで製造されるメダルには規定があり、1位のメダルには少なくとも6gの純金が使用されています。
2024年7月26日、オリンピック開幕式頃の時間の、純金1gあたりの価格は11,773円でした。
6g使用しているとしても、純金だけで約7万円の価値があるのです。
選手にとっては「プライスレス」の金メダルですが、メインの素材は銀だったのです。
しかし、荘厳な純金の輝きがオリンピックという歴史に残るイベントを盛り上げていることに、間違いはないのです。